【PP収納引出ケース】100均PPシートで引出しサイズに合う仕切り
こんにちは節約ママクリエイターのアロアロウィです!
今日はポリプロピレン収納引出しのサイズに合わせた仕切り板を作るDIYを紹介します。
ポリプロピレン(以下PP)の引出し、すごく便利ですよね。
軽い、安い、必要に応じて買い足せる、統一感がでる、高さサイズを選べると、使い勝手がいいので我が家では無印とニトリのどちらも押入れで大活躍中です。
特にニトリは押入れの奥行きをフルに活かせる74cmのタイプがあり高さも3タイプあるので、子供が増えるごとにどんどん買い足しました。
- 家族全員の衣服や生活用品
- 洋裁関係の雑貨、布
- 布団カバー
こういったものを収納しています。
でも深さがあるタイプの引出しを使っていると、子供たちに出し入れをさせると上の方からどんどん崩れてきませんか?
我が家の悩みがこれでした。
情報を集めては色々試すものの結果はイマイチで、一番良かった方法は100均のPPシートで、仕切りを作るというものに落ち着きました。
オススメポイント
- 100均のPPシートで出来るので沢山作っても低コスト
- DIYといっても簡単
- 引出しケースと同じ素材で作るので見た目が綺麗
- 半透明もしくは、透明タイプのPPシートを使えば、可視感が高く、下に押しやられたものも探しやすい。
引出しの中が整理されることで、子供達も自分で洋服の出し入れをしてくれるようになりますよ〜。
【原因】なぜ収納ケースの中がぐちゃぐちゃになるのか
高さ(深さ)がある収納ケースで洋服を収納するには立てた方が探しやすい
↓
でも洋服はひとつひとつ自立しない
↓
高さ(深さ)のある収納ケースでは上積みして押し込むとぐちゃぐちゃになる。特に嵩がない薄手の服は下に押しやられてしまう。
↓
出したい服が探しにくい
↓
イライラ
このループ。特に子供に服の出し入れを一任すると間違いなくこうなります。
【改善策】大きくカテゴリー分け&服を立たせるための支える道具
じゃどうするの?ってことですね。
カテ分け
服のアイテムごとのカテゴリー分けが必須です。
細かく分ける必要は、我が家の娘にとってはあまり必要ではないかな。個々で違うかもですが。
うちの場合、トレーナー、セーターなどの嵩張るもの、シャツやTシャツなどの薄手のもの、スカート、ズボンという大まかなカテゴリーです。
とにかくカテゴリー分けをすることで、子供自身が自分の服を選びやすくなります。
ただ、見てお判りの通り、何となくで分けているだけなので、ぐちゃぐちゃしています。
(飛ばし読みOK)服を立たせようとするも、結局続かなかった対策
カテゴリーごとが混ざり合うと最悪。どこに何があるか、もうわけわかりません。ぐちゃぐちゃ具合が一気に加速。
だから仕切ることが重要になると考えました。
ちなみに今までやったけどイマイチだった対策はこちら。
■牛乳パックと紙袋
一時、「あさイチ」のスーパーカリスマ主婦特集で紹介されていた牛乳パックと紙袋で仕切りを作る、というものが紹介されていたのでやってみました。
牛乳パックでは高さが全然足りず、ずれるしテープで止めても見た目が綺麗ではなくあまり使えない状態。
浅い収納ケースだといいのかもしれません。
次に紙袋。
紙袋!沢山あるし、断捨離しようか迷っていたところだからちょうどいい!やってみよう!
とすぐに取り掛かりました。
おおこれなら折り曲げて高さが調整出来る!
と、ここまでは良かった!ここまでは、、、
でも相当しっかりした素材の、しかもマチが広い紙袋じゃないと大して服が入らないし、結局紙袋の中でぐちゃぐちゃに。。。
しかーも!探しにくい!!!
また、見た目もよくないので今では本当に頑丈でマチが広い紙袋だけ使っていますがあとは全部外しました。紙ダニの心配も出てきますよね。
■市販の仕切りケース
肌着、パンツ、靴下は三人分まとめて1ケースを使ってニトリの整理ボックスを使ってすぐに探し出せるようにしていました。
これなら一覧できるので、三姉妹でもそれぞれ自分のものをすぐに取り出せるでしょう!
と、期待したものの、こんな感じになりました。
全然足りなーい!
見てお判りのとおり(肌着が綺麗に畳まれていないところは今回置いといて)靴下は整理ボックスに納めきれないほど沢山、、
これでも普段使うものだけの厳選なんですが。
しかも肌着が溢れかえってパンツ区域に侵食していますね。
だから重ねて使ったら底がたわんで仕切り内のモノが底に落ちて結局意味がなかったの。
無印の新商品「高さが変えられる不織布仕切ケース」
最近、無印良品で高さが変えられる不織布仕切ケースてのを見つけ、久々に飛びつきそうになりましたが一つ一つ値段が可愛くない!一番大きいサイズは2枚で990円!?
我が家の収納ケースに入った服の量からしたらこんなので仕切っていたらお金が嵩んで仕方ない!!!
セコセコ節約を心がけている私からすると、単純に値段が高い!ということでこれは却下。
と、いうことでなかなかいいものに巡り会えず、日々探すこと数年本当に迷走しました。
【百均DIY】百均で見つけた同素材のPP板が威力発揮!DIYで念願の仕切り板!
引出し内寸にぴったりの仕切り板で服を自立させればいいんだ!という結論に至り、ないなら作る!となったわけです。
そんなある日、100均で買物をしていて、ふ、と目にしたPPシートにピンときました。
PPシート、ポリプロピレン引き出しケースと同じ素材じゃないかい?
と。
パッケージに記載の用途にも仕切り板の文字が!
まな板がわりや作業台にも使えるとな!?
ならもしも使えなかったとしても無駄に終わることはなさそうだ!
他にもいろんなカラーがありましたが、ここはやはり引き出しケースと違和感のない色の乳白色を購入。
必要な材料と道具
- ppシート(いくつかサイズがありますが一番大きいのがいいです39cm×55cmが最大)
- カッター、カッティングシート(ダンボールとかで代用してもOK)
- 長めの定規二つ
- 鉛筆もしくはボールペン
- メモ用紙
【 手順1 】収納ケースの内寸サイズを測る
まずは引き出しケースの内寸を測ります。幅、そして高さ。
仕切り板サイズになるので間違えないよう、測ったサイズは必ずメモ。
今回、目指す点は、PPシートを無駄なく、余すところがないようにすること!です。
それには折しろをつければ一発で解決するし、そのほうがカッターで切る手順が最小限になり、結果、楽チンに出来ます。
ちょっと見えにくいかもしれませんが、横と下に折しろをつけているので自立します。
【 手順2 】PPシートの中心から、引出し内寸サイズを書き写しカットする
今回の我が家のニトリの場合〔幅44×奥行74×高さ18cm〕を例にして説明します。
PPシート 39×55cm
今回の例だと、
- シート39cmをちょうど半分に割ると、39cm÷2=19.5cm。
19.5cm−引出し高さ16cm=3.5cm この、余った3.5cmが引出しの高さに対する折しろになります。
- シート55cmの中心から、引出し幅34.2cmをとります。
55cm−引出し幅34.2cm=20.8cm この余った20.5cmが両側の折しろになります。両サイドになるので20.8cm÷2ということで、おおよそ両サイド10cmずつの折しろができます。
以上の様にイメージを確認してから、まずはシートを半分にカットします。
半分にカットしたら、その一つを下の図のように、収納ケース内寸幅、34.2cmを中心から測ります。
※グレーゾーンは捨てる部分。
線部分はカットするための線、破線部分は折り曲げるための線です。
※折しろは、PPシートの幅と高さを利用しますので、内寸によってかわってきます。
なので折しろサイズを測る必要はありません。
カッターで切れ目を入れる注意点
印のとおりにカッターで切れ目をいれますが、この時のコツは必ず定規を当てて、あまり力を入れずにスーっと定規に沿って線をひく感じです。
カットする線部分のみ、数回カッターを引いて切り取ります。
破線部分は折り目をいれるだけなので絶対に切らないようにしてくださいね。
あまり折り目が入らない場合は数回同じようにカッターをひき折れるまでカッターをひき調整してみてください。
PPシートを折目で折り、切れ目で切る
カッターで折り目を入れ、指でぐっと曲げると綺麗に折れます。
カッターを深く入れすぎると切り離れそうで心もとない場合は木工用ボンドを入れて補強しておくことをおすすめします。
私は試作段階で折れてしまいましたが、数回やるうちに力の入れ加減がわかってきました。
矢印二つは切り離した部分です。
これで出来上がり!はい、簡単でしょ?
仕切り板を大量生産することでDIY効率化を図ろう!
ちなみに、同じ作業を繰り返すと、時短になるし、コツもわかるので綺麗に仕上げることが出来ます。
仕切り板は大量生産してもとにかくコストが安いので、とりあえず沢山作っておいてもいいですよ。
もしすぐに使わなくても折らなければ元々薄いシートなので重ねて押入れの端などに待機させていてもいいですね。
【仕切り板のここがGOOD】整理しやすい!見やすい!深さをフル活用出来る!
仕切り板入れる前と後。そして3ヶ月後の様子
早速入れて見ましょう。
パンツ区域が肌着区域に押されている感は否めませんが許容範囲内です!
これで子供達が上積みしていってもあくまでもカテゴリー内には収まっているのでまだ探しやすい!
ちなみに両サイドの折り代は両サイド反対に折るといいかなと思います。
もう一箇所見て見ましょう。
3ヶ月経った今、多少の崩れが出てきました。
服を収める時に上から入れるんじゃなく、間を割って差し込む様にして欲しいけど、なかなか実行してくれない、、、
といっても、仕切り板があるおかげで仕切られている中だけでの崩れなのですぐに整えれば大丈夫だし、半透明なので下に押しやられている服も探しやすくなりました。
それと、実際に服を入れる際も、PPシートの滑りが良いのでスムーズです。
【まとめ】
コスト面
今回の引出しだと、1枚のPPシートから2枚の仕切り板ができたので1枚50円の仕切り板ということになります。
深さのあるタイプの引き出しはppシート1枚に1枚の仕切り板しか作れませんがそれでも1枚100円ですからコストはとにかくかからないのが嬉しいところ。
やってみればわかりますが、思ったよりも簡単で手間もそこまでないので、再度百均に行って同じ色を追加で8枚購入して、とりあえず子供服関係の全ての収納ケースに仕切り板を作りましたよ。
8枚購入して10枚作れたので、一枚100円未満!やっほう!
今回かかった金額800円!
見た目
繰り返しになりますが、ポリプロピレンの収納ケースと同じ素材の仕切り板で見た目もすっきり。
何気にこれ私の中では大きなポイントです。それに半透明なので見通しもなかなかいいです。
下に押しやられたものも半透明仕切り板のため、探しやすいです!!
メリットとデメリット
メリットとしては
- 高さのある収納ケースの幅、高さをフル活用できる
- 引出しの内寸サイズにカスタマイズできる
- pp収納ケースと同素材で見た目もスッキリ
- 透明タイプにすればさらに見通しもよくなる
- 市販の仕切り道具より安価に出来る
- 子供が自分で服収納しやすくなり、結果自主的に着替えてくれる。
- 家族が多いほど割安感を感じることができる
デメリットとしては、
- 細々した引き出しの仕切りにはあまりむいていない
- 細々したものであれば100均の仕切り板や市販の仕切り板などで十分
- 板を作る手間
- 折り目をあまりグリグリやるとパキっと折れてしまう
- 収納するものが少ない人、収納ケースが少ない人はお得感を感じないかも。
こんな感じです。
ちょっとの手間ですが、それよりケース内がごちゃ混ぜでぐちゃぐちゃになっている方がストレスだし探す手間が嫌なので今回これが解消したことでストレス軽減です。
もっとこうしたらいいのに!
っていう改善点や提案があれば是非是非教えてくださいね。そういうの嬉しいです!
この記事がどなたかのお役に立てれば嬉しいです。
それでは、読んでいただきありがとうございました!