「さりげなく甘い服 」笹原のりこ著 よりパンツとブラウスを作りました。ウールで。
こんにちは、アロアロウィです。
今回「さりげなく甘い服」より真冬でも着れる、FパンツとGブラウスを作りました。作ったのは2年ほど前ですが、これを出す季節になったので記事にしてみますね。
まずは着画
同じ生地を使っているのでセットアップのようにして着ています。
切りっぱなしでもほつれないので端処理のジグザグミシンはかけませんでした。そのぶん早く形になるので、面倒くさがりな私にはとてもありがたい。
Fパンツは両サイドにグログランリボンを付いているデザインです。
アレンジ箇所
パンツ
- ベルトとベルト通しを省く
- 前パターンは「kana’s standard」佐藤かな著のタックパンツパターン
このメルトン生地は厚手なので、ギャザーではなくタックにしないともたつくと思ってタック寄せしました。
ウールだとチクチクしないか心配していましたが、全然OKでした。裏地をつければ本格的なんでしょうが、じゅうぶん暖かいですよ。
冬用のパンツを作ったのは実は初めてです。ウール地も初。暖かいパンツが欲しかったので真冬セーターを合わせたりして真冬の普段着が出来て大満足。
ファスナー付けがないので初心者向けパターンで本当にありがたいです。
同じ生地のブラウスを合わせればセットアップになるかな、と思って作ったのがGブラウス。
こちらはパンツを作った翌年に余った生地でギリギリ作ることが出来ました。
ブラウス
- 後ろ身頃と前身頃は同誌、Hワンピースのパターンで
- 前身頃中心に共布でラインを入れる(幅5cm程度の共布を縫い付けるだけです)
ちょっと画像ではわかりづらいのですが、前身ごろ中心にラインが入っているの、わかりますが?
ラインを入れた理由?
ぺったんこ胸のいかり肩体型の私がシンプルなブラウスを着ると、のっぺりした感じになるんですよ。。背中と間違われそうなくらい。
で、ごまかしとしてのラインというわけです。主観が入っているのでごまかせていると思っているけど実際どうなんだろう。。
ちなみにこの本に載っているブラウスはこちら。
“繊細なレースとギャザースリーブがフェミニンなブラウス”、と紹介記事にあるとおり、
袖山が少し立っていてギャザーが入っているところと袖口のギャザーがポイントだと思います。さりげなく、甘い。
このブラウスは一目惚れでした〜。
このブラウスのためにこの本を購入したようなもんです。
しかも私が随分前に持っていた、お気に入りのA.P.Cのブラウスがほぼ、おなじような袖山だったんです。ほんの少し入ったギャザーの袖山が私のいかり肩をうまく隠してくれていい感じにみせてくれるのでヘビロテで着ていましたが、さすがに生地が古ぼけてきたのでした。
それでこの本のブラウスを見た瞬間に
これだ!
と。
ただ、このブラウス、作っている人が少ないのか、画像アップ少ないんですよね。参考にしたかったんですが。
話を戻して、今回厚手のウール地なのでさすがにブラウスにするには無理があるだろう、と思い、後ろファスナーのHワンピースパターンにしたというわけです。
普通この生地ってよくコートとかポンチョなどのアウターに使われているくらいなので、もしかしたらへんにボリュームが出て、失敗するかも、と懸念もほんの少しありましたが、ま許容範囲内かな、と。
袖口にもギャザーを寄せて、袖口部分を縁とり布(バイアス断ちした共布)で始末するのは手縫いなので面倒でした。
でも、本にも説明がある通り、”簡単に出来てかわいい、おすすめの一枚“です。
簡単、といっても少々面倒なバイアス処理とかはありますが、襟がないから実際簡単です。
このセットアップに暖かいウールのストールを羽織って、七五三参拝しましたよ。
下の子がまだ2歳手前なので
と思っていました。でも試着して購入する時間もなけりゃ年に数回しか着ないスーツに使う資金なんてないよ。。
という状況だったから、このパンツセットアップはそういった意味では作って大正解でした。
ただ、本当に暖かくてよかったんですが、、暖房が効きすぎた部屋では暑くなっても脱げないところがデメリットでしょうか。。
【材料費】ブラウスパンツ合わせて
生地(日本製ウール100%紡毛メルトン・ダークネイビー W巾150cm× 2m ¥3,116
グログランリボン 2cm幅 3m※閉店セールで購入していたものなので金額が不明。
では、どなたかの参考になることを祈って。