福岡市科学館へ未就学児と小学生の子連れで行ってきました2018
7月に小学生(小2)、未就学児(6歳、2歳)の子連れで福岡市科学館へ行ってきましたので色々とわかったことや個人的な感想など交えてお伝えできたらと思います。
県外から来られる方にもわかりやすくまとめてみましたので是非参考にされてくださいね。
目次
その前に、7日の台風7号に引き続き、さらに甚大な被害が広がったこの度の西日本の大雨、この大雨では各地で甚大な被害が相次ぎニュースで見る度に心が痛みます。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
こちら福岡市でも、いろいろな場所で被害がありました。もうこのような災害がない事を願うばかりです。
福岡市科学館へのアクセス、駐車場料金や混み具合は?
福岡市科学館へのアクセス、開館時間、休館日、料金について
公共交通機関を使ってこられる場合は2パターンです。ひとつは地下鉄。その場合、福岡市地下鉄七隈線 六本松駅3番出口より徒歩すぐです。もうひとつは西鉄バスでの場合。その場合は「六本松」バス停より徒歩すぐになります。どちらも駅で降りればすぐ目の前に建物がそびえ建っているので迷うことなくいけるはずです。
福岡空港からの場合(地下鉄)
福岡空港からおおよその所要時間(目安)は福岡空港から約40分です。まずは福岡空港駅(地下鉄空港線)乗車→天神駅(地下鉄空港線)下車 約10分 →地下鉄七隈線の天神南駅へ徒歩で向かう(天神地下街を通ります) 約10分→天神南駅(地下鉄七隈線)乗車→六本松駅(地下鉄七隈線)下車 約8分。
運賃は300円です。
博多駅からの場合(地下鉄)
博多駅からのおおよその博多駅から約30分です。まずは博多駅(地下鉄空港線)乗車→天神駅下車(地下鉄空港線) 約6分→地下鉄七隈線の天神南駅へ徒歩で向かう(天神地下街を通ります) 約10分→天神南駅(地下鉄七隈線)乗車→六本松駅(地下鉄七隈線)下車 約8分。
運賃は260円です。ちなみに天神駅からでも料金は変わらないです。
天神駅からの場合(バス)
バスの場合、その日の道路の混み具合によりますが約10分〜15分です。乗り場は下記のとおりです。
【明治通り経由】
- 天神福ビル前
- 天神協和ビル前 <地下鉄天神駅近く> 行先番号:12・13
【国体道路経由】
- 天神北 9番のりば
- 天神コア前 7Aのりば
- 天神警固神社・三越前 警固神社向側<西鉄福岡(天神)駅近く> 行先番号:6・7・113・114・200・201・202・203・204・205・206・208
天神乗車→六本松下車 運賃は190円(小児100円)
車での場合、専用駐車場はあるの?
車での際は、専用駐車場はありませんので近くのコインパーキングに停めるのがいいと思います。但し、福岡市科学館が出来る前より界隈の駐車場料金が上がっているようなので、よっぽど安い駐車場を知っているという方以外は、六本松421(福岡市科学館が入っているビル)の立体駐車場に停める方が無難かなと思います。
※周辺駐車場を探される方はこちらを参考に→六本松421一番安い駐車場は?
六本松421にあるボンラパス(スーパーマーケット)や蔦屋書店や飲食店で食料品の買い物や、ランチお茶などを利用してすれば2,000円以上で1時間の無料となるため、ビル内の施設をうまく利用すれば2時間無料も出来そうですね。
※六本松421ビル内施設は何が入っているかこちらを参考に→六本松421
開館時間、休館日、料金について
開館時間は9:30〜21:30ですが基本展示室は18:00(但し入場は17:30)までとなっています。こちらの基本展示室では参加体験型の展示や、様々なショーが見られるます。ドームシアター(プラネタリウム)9:30〜18:30(金、土、季節により21:30まで延長)
休館日は下記のとおりです(パンフレット参照です)
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- 毎週火曜日および年末年始
- 火曜日が祝日の場合開館し、翌平日を休館
- 春休み、GW、夏休み、冬休み(年末年始除く)期間中は毎日開館
混雑をなるべく避けたいけれど、実際のところどうだったか
今回家族連れで行ってきました。うちは未就学児2人と小学生1人、そして大人2人です。去年(平成29年)の10月にオープンして早く連れて行きたかったのですが、ふたつ気になる点があり時が熟すのを足踏みして待っていました。
魔の2歳児連れなのでなるべく混雑を避けて退屈をしないように、という点がひとつ。
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- もうひとつ、小学生のお姉ちゃんにはたくさん体験をさせてあげたいという思いがありこのどちらもクリア出来るよう、少し落ち着いたかなと勝手に想像して行ってみました。
朝一番で入場したかったけど結局着いたのは10時すぎ。結果‥
日曜日なので多いだろうと予想して朝いちで入場したいところ。でもやっぱり小さい子がいるとなかなかそうはいかず。しかも今回地下鉄で行ってみようということで乗車駅まで徒歩だったのでペースが遅くなったので着いたのは10時すぎ。
ファミちかきっぷがとても便利でお得だったので後に詳しく書きますね。
地下鉄3番出口から出てすぐ目の前に建物がそびえ建っていて、3Fまでの入場いりぐち直通の長い長いエスカレーターで登って行きます。
ワクワク感が出てきます。3Fに着くと総合案内/チケットカウンターがあるのでそこでプラネタリウム券を購入したり企画展示室のチケットをもらいます。この時点では少し並ぶだけでした。
チケット購入してすぐにショップがあるのですが、2歳児がそこで売っている石に気をとられなかなか次に進めず困りましたがなんとか次に進みます。
プラネタリウムの上映時間が11時45分だったのでそれまで5F基本展示室でいろんな体験型アトラクション?を見たり触ったり体験しました。
入ってすぐに目についたゼロトレーナー。宇宙飛行士が重力に慣れるように訓練として使っていたマシンだそうです。どこかのお父さんと思われる男性ががすでに乗ってぐるぐる回っていました。身長140cm以上という条件付だったから誰も並んでいないので、私も子供達をそばで待たせて乗ってみました。
結構ベルトとかヘルメットとか重装備でお姉さんから色々注意事項を説明されました。
私ちなみに遊園地の激しいアトラクションとか平気で乗るタイプです。
わー、ははは。ぐるぐる回ります。ぐちゃぐちゃに回っている感じだけど、体はふわっとして面白い。頭打って痛いとかないし。30秒くらいであっという間に終わりました。子供達を待たせていたので先を急ぎます。
色々なブースがあり、子供達は触れて遊べました。が、特に人気のブースでは同じ子がずっと陣取ってやっていたので押しが弱い我が子たちは指を加えてじっと見ている状態。
これは面白かったみたいです。ロボット対抗でやるゲームみたいなものです。イライラ棒ですね。2本のバーに当たらないようにゴールするのですが何度も当たってしまいました。
これは2歳児の三女ちゃんも何度もやっていました。爆弾をたたくと大きく膨らんで爆発するという単純さが受けたのかな。
これは名前わからないんですが(すみません)個人的にはこれ結構好きです。何気ないジャンプも、コマ撮りされるので手の動きやポージングが面白い画像が見られます。子供達に何度もさせました。
こんな具合でいくつか体験することは出来て、いくつかの人気のあるブースは同じ子たちずっと陣取っていて(親はどこよ?)終わりそうにないので、順繰り入れ替わってできるブースで遊ぶことで満足は出来たようなという感じです。混み具合はきっとそうでもなかったのだと思われます。
そうこうしているうちに、そろそろプラネタリウムの時間です。
いい席を選んで見たいプラネタリウム、夫婦ともに感じたこと
予約はできません。ただ、入場といい席で見たかったのでなるべく早めにいった方がよかろう、とトイレ休憩を兼ねて上映時間20分前に行ってみました。
すでに列は出来始めていましたが、私たちの後にさらにずらりとならびましたので丁度いいくらいだったのかな。この間に持ってきていたおにぎりを食べさせて、2歳児の空腹感を沈めておきました。座って待てたのでそれも休憩がわりになって良かったです。
並ぶのが後方になれば座る椅子もありませんので小さい子連れの人は土日祭日など人が多いと思われますので念のために早め、30分前にはならんだほうが良さそうかと思われます。
時間がきてシアター内に入ると一瞬どこに座ろうか迷いましたが、後ろの方が全体を見渡せそうな気がしたので後方座席に家族ずらりと陣取って2歳児は私のお腹の上で抱っこして見ました。
まずは大人の感想。
ちびまるこちゃんのアニメ尺が長すぎるぜという感じです。旦那さんも同じ感想だったみたいです。プラネタリウムというと、視野いっぱいに広がる無数の星々にうっとりするっていうイメージでしたので、久々にそれを体験できるっていう期待感が大きかったんです。
でもまあ、なんというか、うっとりし始めるとアニメーションがちょこちょこと入ってきます。これがうっとおしかったんですよね。(すみませんすみません、つい毒舌が(`_´)ゞ)
でも子供達はそれが良かったみたいです。次女ちゃんは私たちが途中寝ているのに気づき「お父さんもお母さんも寝てたやろ!お父さん起こしてもすぐ寝るし」って起こすのに必死だったみたい。
私は寝ていたのではなくアニメーションに切り替わったら目をつむって説明だけ聞いていたんですよ〜。でも旦那さんはホント、いびきしてましたからね。昔、デートでプロゴルフ観戦しにいって、目の前で古閑美保がここぞというショットを打つ緊張の瞬間にも落ちた人ですから。。
あ、でも星の勉強にはなりましたし、小2の長女ちゃんはもともと星座に詳しかったみたいで説明アナウンスに合わせて星の名前を言い当てていたので、私はちょっと見直しました。
ファミちかきっぷを有効活用!ランチは天神へ。そして科学館へ再入場
ファミちかきっぷがあったので今回お昼ご飯は天神まで足をのばしてみることにしました。ファミちかきっぷっていうのはこれです。
乗車券1枚につき家族大人2人まで、子供(小児幼児)は人数無制限で利用出来て丸1日地下鉄ならどこでも1,000円で乗り放題という切符なんです。自動改札口ではなく駅員さんにこのきっぷを提示します。
※さらに詳しい情報は公式HPで確認してくださいね。記名式なので写真左のカードは今後また利用する際に使えるので捨てないでとっておいてくださいね。
こりゃ利用しなきゃでしょう。小学生にもなると天神とかときめくだろう、と、ランチは天神へ繰り出すことにしました。 私たち夫婦はおしゃれ系よりも適当にゆっくり涼めるところが良かったので海鮮ものを食べに行きました。長女ちゃんと次女ちゃんはおしゃれなカフェ系に行きたかったみたいですけどね。
ランチ後はそんな2人の事情を飲み込んであげるべく、オサレなカフェ、ではありませんが、ジェラート専門店へ行きました。ソラリアB2のドナテロズというジェラートとクレープのお店です。 若い女子がキャピキャピ食べていたので長女ちゃんと次女ちゃんは軽いカルチャーショック状態でした。ちなみにピンクソルトというフレーバーがほんのり塩味で一番気に入りました。
三女ちゃんはアイスクリームを食べたら案の定眠くなったので、私がおんぶ紐でおんぶして天神地下街の人だかりを歩きました。(何故かいつもおかあさんがいいってダダこねるのが辛いところ)ベビーカーはすでに手放していたのでこの時ばかりはベビーカーがあったらなあと思った次第です。でも抱っこ紐を持っていて、大人がいれば交代で抱っこしていけばいいのかな。
おお、山笠の時期ですね。飾り山笠の前でパチリ〜。ちなみに今は山笠は「静の期間」といって数日間商店街や繁華街に飾られます。10m離れて鑑賞するのが一番綺麗に見えるのだとか。
私たちが見たのは新天町の飾り山笠。今年のお題は「松囃子稚児舞楽」(まつばやしちごぶがくと読みます)で830年続いている舞楽だそうで、博多の文化を象徴するものだそうですよ。
県外から来られた方は是非ご覧くだされば博多の文化に触れることが出来そうです。
サイエンスショーに物申す!面白いだけではちょっと…
再び福岡市科学館へ戻り(チケットのバーコードをかざせば同一日、何度でも入場可能です)、まだやっていなかったブースで長女ちゃんと次女ちゃんはさらに遊び、2歳児の三女ちゃんと私はサイエンスショーをみて楽しみました。
このサイエンスショー、何かの液につけたハンカチに火をつけるもハンカチは燃えない、とか、フラスコに何やらの液体をいれて手をかざすと急に白くなり初めて氷のように固まるが触ってみると熱いとか、風船にちょっと手を触れるだけで割れる、とか色々と不思議な現象を見せてくれるのですが、種明かしもなけりゃ、ヒントさえありません。
風船が割れるのはもしかして手に柑橘系の果実の汁を手につけたら割れるってのを前にTVでやっていたのでそれかな?と思いました。それはリモネンという柑橘油が天然ゴム製品の分子の組成に近く、膜が溶かされ割れるんですよ、的な回答があればここで視聴者は
へえ〜〜
と大人もなると思うんですが説明は全くありませんでした。お兄さんお姉さんが「なんでだろうね、不思議だね」と囃し立てるばかりです。
例えば「こういった物質があってこれはこういうことをすると液体から固体に変わる特徴があります」的な種明かしをしたり資料をつくれば小学生でも科学に興味を持つ子が増えると思うんです。
質問している子に対しても「これ以上は教えられないんだよね」と笑顔で返すお兄さん。。
いやいや興味を持っている子にはせめて教えてあげてよ。なにを使った実験なのか。そのためのショーじゃないんかい!
と内心やきもき。
マジックとして観るのには地味だし、科学ショーにしちゃ、何が何だか分かりづらく、ついていけないしでなんだか中途半端でした。(すみませんすみません)
これは各ブースのスタンプを集めてあるゲームに参加ができるというカードです。シューティングゲームみたいなものかな。長女ちゃんが参加していました。
他にも、子供たちが絵を塗ったものをスキャンしてそれが動く画面があったり、顕微鏡で生物をのぞいたり、積みたてで形をつくるパーツで遊んだり、地震の揺れがわかる椅子に座って、と色々と楽しんだりしました。
ここで三女ちゃんがぐずり始めたので、私と2人で4Fの交流室でジュースを飲ませて休みました。(キッズスペースがあるのでここで休憩させて遊ばせようと思ったのですが飲食禁止らしいのです。)ここが何故か学生たちの自習スペースかと思うくらい学生たちで賑わっていて、座れるスペースがありません。
戸惑っていると館内のスタッフが気づいてくれて椅子を持ってきてくれました。
ということでそろそろ帰りましょう、と長女に説得。帰りに六本松駅で人が少なかったので階段の恐竜の前でパチリしてみました。駅員さんからちかまる(福岡市地下鉄のキャラクターです)シールのプレゼントがありました。子供はこういうことでもいちいち喜んでいました。
帰宅時間は17時頃になり、四十うん歳の私と五十歳の旦那さんはヘトヘトグロッキー状態でしたが子供たちはまだまだ元気いっぱいでした。
さて、全体の感想としては、、
親→面白かったけど、今のうちの子達は年間パスポートはいらないかな。また来年頃に連れて行こうか。それとサイエンスショーは種明かしが少ないし、科学を学ぶという意味ではもう少し。心配していた三女ちゃんはさほど退屈せずに楽しめるものがあったからその点は助かった。
長女ちゃん(8歳)→まだまだ他にもしたかったし時間いっぱい遊びたかった
次女ちゃん(5歳)→水族館に行きたかった(おいっ)
という感じです。やっぱり小学生くらいになると楽しめるのかな。未就学児(満5歳)の次女ちゃんは途中から飽きてきていましたけど、きっと成長すればもっと楽しめるだろうしもっと勝手がわかれば活用できるはず。
好きな人は好きみたいですし、予約をして実験コーナーとかもあるようですので結構ハマればハマるのかもしれませんね。今後子供の成長とともにもっと詳しくなってこの施設は利用していきたいとは思います。 サイエンスショーは改善されることを願っています。
では長々と読んでいただきありがとうございました。
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