革制作初心者の私でも、本当に出来た!ゴート革2枚を縫い合わせただけの超簡単バッグ
タイトル名のとおり、比較的簡単で、工程が少ないのであっという間に形になって楽しかったバッグ。素材がゴート革で形になる前からなんだか惚れ惚れする質感でした。
素材が良いと本当にこれくらいあっさりしたバッグでも様になるんですねえ。
図書館で見つけた、「バッグLESSON―プロが教えるテクニック」江面旨美より
■ゴート革2枚を縫い合わせただけの超簡単バッグ
ただ、マチがないので思った以上に荷物が入りません。書類を入れるにもA4サイズも入らないし。。今で言う、ミニマリスト向けかと思います。
財布とハンカチとスマホ(当時は携帯)をいれてもパンパンです。
出来上がってから数回利用しましたが、上から荷物が落ちそうだし、なんだか心許ない。持った感じ、とても格好良いんだけどねえ。。私は基本的に大きいバッグにポイポイと荷物を投げ込むようにして使うタイプなので、どうも使い勝手がよろしくないんです。
やっぱりマチをつけることにしました。
さて、マチはどうやってつけたのか、、自己流です。感覚的にこの辺かなあ、という場所4箇所V字に切って適当に縫い合わせただけ、、という。一度縫い合わせた糸をほどくのは面倒でしたが、その後が意外と楽チン!これが洋裁だったら(特に布帛だったら)ほつれないように端ミシンかけなきゃいけないところ、切りっぱなしってのがグー!(^O^)/
革って切って貼って作れるから、工作だよなあと思った次第です。
これはキリリとした雰囲気なので、子連れではない自分の外出時だけに使っています。(美術館とか展示会とか)持ち手も全て一枚革でなんとも好きだなあと毎度ながら思います。それと肩にかけて持った時に体に馴染む柔らかさなので快適です。
しかし、ペタンコバッグって私にはほとんど使い道がないなあ、しつこいけど。
雑貨屋さんでみつけたシンプルな安ピン風ブローチがあったのでつけてみました。
■材料費と制作時間について
平成18年(2006)に制作したものなので材料費など、正確には不明。革代が一頭分で3,000円くらいだったと記憶しています。
革は裏面を紙やすりをかけてボソボソと出てくるクズを滑らかにしてトコノールというクリーム状のものを塗ります。革の縫い合わせには菱目打ちで縫い針を通すための穴をあけます。
革制作は(初心者ですが)今回で何度目かになるので道具も揃っていたし、制作にかかった時間は当時、独身だったの隙間時間ではなく、丸っと1日かけて出来ました。
■必要な道具と材料
- 革を切るためのカッター(ちょっとのテクニックで普通のカッターで充分きれいに切れました。)
- トコノール
- 菱目打ち
- 蝋引き糸
- 木槌(金槌があったのでそれで代用。)
- 革(今回ゴート革一頭分)