【アトピー改善】案外知らないお風呂のデメリット
ただでさえ乾燥しやすい肌、なのに脱保湿をすると当然それに伴い出てくる悩みが痒みではないでしょうか?
我が家の長女は風呂上がり、脱保湿、脱ステをやっているので、風呂上がりには、さらにカサカサ肌に。痒みを生じる辛さは見ていて辛い!
ということで今回は、
アトピーっ子の、風呂上がりの痒みを減らす方法について記事にしたいと思います。
脱保湿・脱ステロイド療法について知りたい人はこちらの記事参照
- アトピーっ子のお風呂のデメリット
- お風呂上がりの痒みを軽減する方法、工夫
- 痒み軽減のためのオススメ商品
がわかります。
我が家もまだまだ根本的に治っていせん。
が、皮膚科に通っていた頃よりも明らかに改善してきました。
長女本人も、
ほらみて!ここ、きれいになってきたよ。前みたいな痛みもない!
って報告も多くなりました。
一進一退を繰り返す状況ではあるけれど、少しずつ改善に向かっているので本当に嬉しそう。
ただひとつ、初めにお願いしたいのは、人それぞれの生活環境や、皮膚の症状があるので、必ずしも効きます!というわけではないことをご理解の上で読んでいただければと思っています。
知っておくべき、肌本来のチカラ。アトピー肌のお風呂のデメリット
肌本来のチカラとは
人間の肌は本来素晴らしい機能が備わっています。
- 「洗わなくても皮膚独自の洗浄機能」が備わっていること
- 肌本来の保湿因子は垢に入っていること
この二つからして、
アトピーや乾燥肌の人は必要以上に洗浄をしない
ということが重要になります。
皮膚科では教えてくれないお風呂のデメリット
また、風呂はアトピーの人には意外とデメリットが多いんです。
アトピーの人のお風呂デメリット
- 湯船に浸かると、毛穴や角質細胞が開き潤いが逃げるので肌の乾燥につながる
- 水道水に含まれる塩素が開いた角質、毛穴に入り乾燥肌に大きなダメージ
- 浴槽を洗う時に使う洗剤の残りがある場合があり大きなダメージ
- ボディソープやシャンプーの選び方を知らないと、肌、頭皮にダメージ
ええっと。
たしか、アトピーの子は、皮膚の洗浄、そして保湿剤で保湿、ステロイド剤で炎症を抑えるってのが基本だったわよね。
真逆ってことなの???
うんうん、ざっくり言うと真逆ですよね。
私も、結構衝撃をうけました。でも、脱保湿、脱ステ療法を勉強するとめちゃくちゃ腑に落ちるんですよ、こっちの学説の方が。
とりあえず読み進めてみて。詳しく書いてるから!
アトピー症状、かゆみを少しでも減らすためすぐ出来ること
こういったお風呂の落とし穴を知ってから、実際に我が家もやっていることをまとめてみますね。
■浴槽は洗剤なしでこすり洗いする
浴槽を洗う時、洗剤をつけてブラシでゴシゴシ、シャワーでザザザーっとすすぎで終了!
実はこれでは洗剤が落ちていません。
ざっとシャワーで流しただけでは洗剤はほとんど残っているんだとか。
それを聞いて以来、浴槽を洗う洗剤は使っていません。
栓を抜いてすぐにブラシでこすれば大体の汚れは落ちます。
■ボディーソープではなく、固形石鹸を使う
ボディソープには人工的に液状にするための添加物が多いと聞き、我が家はずっとシャボン玉石鹸を使っています。
シャンプーは自然派のもの
単に自然派とうたっていても実際にはそうでもなかったりするので、シャンプー迷走を繰り返していました。それで行き着いたのはこのシャンプーです。
ボディにもそのまま使えるし、小さい子にも安心の原材料なので我が家はずっとこれ↓
アマゾンプライム会員の方は送料無料な上、50mlおまけつきなのでこちらの方がお買い得です。
我が家はこれをリピしています。
このシャンプー、なんと全身にも使えるので、子供の頭を洗ってそのまま泡を身体に移動させて洗える、という手抜きができ育児中のお母さんの味方ですよ。
案外リンスを使っているお子さんが多いようですが、はっきり言って子供にリンスは不要です。
よっぽどすすぎを徹底しない限り、毛穴を詰まらせ、頭皮本来の潤い機能を奪うことになりますしね。
我が家の三姉妹は一度もリンスをしたことがありませんが、さらさらですよ〜。何よりリンスの手間が一気に省けます!
■石鹸は基本使わない。使う時はたっぷり泡だてて手の平で転がすように。そしてすぐに流す!
実は基本的に石鹸で洗う必要はありません。
石鹸は肌本来の潤い成分までも落としてしまうので、もともと乾燥肌、アトピー性皮膚炎の方は、よっぽど汚れていなければお風呂での体洗いに石鹸は不要のようです。
ということはアトピーっ子の風呂は、簡単、楽ちんだね!
ただ、陰部やお尻はやはり衛生面からも石鹸をつけて洗ったほうがいいと思うので、
たっぷり泡だてたものを手のひらで転がすように、イメージとしては皮膚にふれないくらいの感覚で洗う、やり方で洗いましょう。
皮膚科のガイドラインにもありますよね。
スポンジやタオルでゴシゴシはタブー。
手のひらで優しく優しく
そしてすぐに洗い流します。
お風呂に入っても湯船に浸かる時間は短めに気をつける
アトピーっ子にはお風呂はデメリットが多いので湯船に浸かるのは短い時間で。
とは言っても冬場のお風呂って本当に気持ちが良いし、短く切り上げるなんてなかなか難しいんですよね。
ゆったり浸からせてあげたい気もしますが、一応乾燥することを説明の上、なるべく短めに、と伝えています。
我が家の長女はのんびりしているので、タイマーを洗面所に置いて時間を決めて入らせています。
■塩素対策に、備長炭、または木酢液を入れる
塩素対策に、と見つけた商品です。
肌への刺激がなくなるので強い味方です。
使ってみる価値は大いにありますよ。単純に芯から温まります。
え?そもそもお風呂に入らない方法がアトピー改善にすごく良好!?
実は最近、あるサイトに行き着いてピンときたものがあります。
そのサイトはこちらです。
「風呂に入るな、
“脱保湿”の考え方
この記事から一部抜粋した記事です。
藤澤重樹氏:保湿剤にはかえって保湿剤依存という問題がありまして、保湿剤依存の人が保湿剤をパタっと止めると、もうバッサバサのフレーク状態になります。
フレーク状態から、数ヶ月あるいは1年を経て、きれいに治っていくという、結構、保湿剤依存っていうことに陥っていることが多いんです。成人の方は特に、ステロイドを止めるってことはもちろん大前提なんですけど。
ですから、
「汗、垢、脂の自然の保護膜を大事にしよう、だから、風呂に入るな、石鹸使うな」って言ってるんです。タモリ式入浴法というふうに皆さんに説明します。
チベットでは昔から言われてるんですけど、(チベットの)小学生は月に1回しか風呂に入らないから、アトピーはゼロ。もっと分かりやすく言うと、ホームレスの皆さんはアトピーなしと。
藤沢先生のの本を読んでみると脱保湿、脱ステのことがわかります。
もうひとつ、実証されている記事を見つけました。
こちらの記事には、風呂回数を減らした12人のうち10人が回復傾向にあるといった内容になっています。
他にも、果物と野菜でアトピー改善などのすごく興味深い情報などが盛りだくさんなのでこちらのサイト、是非読んでみてほしいです。
ということ”そもそもお風呂に入らない”療法(←勝手に命名)を知ったのは本当に最近なので、とりあえず二日に1回、一日置きにお風呂に入るようにしました。
それでもお風呂に入りたい向けの入浴剤発見!
そうはいっても冬は特に、湯船にゆっくり浸からせてあげたい気持ちもありませんか?
私が今まで受講したアトピー講座や、サイトの観点からしてもOKなのでは?と感じた商品を見つけました。
こんな人向け
- アトピーの症状が出ている、乾燥肌で、痒みに悩んでいる人
- 脱保湿、脱ステ派のアトピーっ子
- 家で天然温泉の効能を満喫したい人
- 木酢液の匂いがどうしてもダメ、という人
先に商品を案内すると、こちら。『みんなの肌潤風呂』です。
こちらの商品、『みんなの肌潤風呂』は極度な乾燥やかゆみにお悩みのアトピー肌用に開発した入浴剤だそうです。
また、お風呂後に身体が痒くなる方、肌に赤みを感じる方、肌のカサつきが気になる方にもオススメとあります。
脱保湿、脱ステ療法との相性がいい!
ん?でも、この商品、潤いを与えるんなら、脱保湿派とは相性があわないんじゃないの????
あ、なるほど、そう言われれば矛盾してますね。
えっと、脱保湿とは、保湿剤を塗らないということ。
保湿剤で肌に蓋をするから、肌本来の保湿機能がなくなっていくわけです。
『みんなの肌潤風呂』は、あくまでも、お風呂の入浴剤であって保湿剤ではありません。
(この会社は保湿剤も販売しているようですが)
肌本来の潤いを逃さないように作られた入浴剤、という感じでしょうか。
では、改めまして、私自身が”脱保湿、脱ステ療法”の観点からしても、とくに違和感なく使える商品だと感じたところをあげてみますね。
■天然温泉成分、別府明礬(みょうばん)温泉の「湯の花」が成分として使われているので安心
■化学成分が入っていない
「熟成させること」をポイントに炭酸ガスを閉じ込める独自の特殊技術で発砲させる製法になっているので安心。
ちなみに全成分のところ、抜粋してみます
《全成分》
セスキ炭酸Na、炭酸水素Na、スクロース(ビート糖)、酒石酸、別府温泉精製湯の花エキス、ホホバ種子油、ヒポファエラムノイデス果実油(サジー由来)、酸化チタン、ポリアクリル酸Na、ポリアクリル酸、ベントナイト、エチドロン酸4Na、水、ポリクオタニウム-10、オレンジ油、レモン果皮油、グレープフルーツ果皮油
使用している原材料は全て肌にやさしい成分を厳選しておりますが、
アレルギーをお持ちの方は使用前に配合成分をご確認くださいますようお願いいたします。
添加物は合成のものが多く、分子が非常に小さいので経皮毒の心配などがあるのですが、それがはいっていないというのは本当に安全だと思います。
■塩素を除去している
『みんなの肌潤風呂』の商品サイトに塩素除去の動画があります。
■水分をぐんぐん引き寄せる「ビート糖」の成分を配合していることで脱保湿の悩み、入浴後の乾燥を防ぐことにもなる
ビート糖は砂糖の一種です。砂糖は、保水力の高い性質がありその性質を利用したのだそう。
自然由来で刺激になりにくいからカサカサ、ゴワゴワ、ムズムズの状態の肌にしっくりと馴染むとあります。
全て自然界にあるものというのが安心しました。イメージでいうと天然温泉の湯治治療という感じです。
こういったことから、先に書いた、お風呂のデメリット
- 湯船に浸かると、毛穴や角質細胞が開き潤いが逃げるので肌の乾燥につながる
- 水道水に含まれる塩素が開いた角質、毛穴に入り乾燥肌に大きなダメージ
この二つの問題をクリアにしてくれていますね。ふむふむ。
私がいちばん『信頼厚い会社だ』と感じた点
私が新しい商品を購入する際に気をつけるのは、商品だけではなく、その商品を作っている会社もチェックし信頼できる会社か、人か、という点。
この点でも大丈夫そうです。
そう感じた理由を述べますね。
■大量生産をしていない→化学物質や添加物をつかっていない証拠
大量生産をする、ということは、効率よくコストを抑えるために化学物質や添加物を使うということ。ですがこの商品のサイトの下の方にある記載に目がいきました。
一部抜粋
これは上に記載しているように化学成分を使っていない証拠だと思います。
■相談窓口がある
基本ですよね。
■全額返金保障をしている
なんと、商品到着後、25日以内であれば商品を全て使い切った後でも1個分の商品代金を全額返金させていただきます!
とありました。
多くの人に使ってもらいたい、実感しないままあきらめないでほしい、商品に自信があるからこそ、こういった理由からの制度だそうです。
ただーし!
念のため、本当に購入を検討される場合はこちらに必ず目を通して置いてくださいね。
賢い主婦は色々と考えます。とにかく不安な場合、先に相談窓口で確認しておくといいのかも。
残り湯は洗濯に使える?
残り湯は汚れが落ちやすいということを聞いて、我が家は必ず残り湯で洗濯します。
なので、こういった入浴剤を入れた時、案外使えないことがありますが、『みんなの肌潤風呂』は、普通にOK、使えるそうです。
1ヶ月2,980円(600g)で痒みとバイバイできるなら安い!!!!
普通のお風呂に20~30gが目安なので毎日入ったとして、ひと月約3千円ですね。
はじめは試しに購入して、気に入れば定期コースにすれば、年間最大【7,152円】(税別)もお得になります。
期待される効能や、天然温泉に行く手間を考えれば、決してお高い商品じゃないですね〜。
以上になりますが、いかがでしたでしょうか、今回はお風呂に関することで記事にしてみました。
もうひとつ、親の役目
最後に、”脱保湿、脱ステロイド療法”はまだまだ認知が低いやり方で、批判も多くあるようです。
“脱保湿、脱ステロイド療法”をやってみると、始めは酷くなるので本人がくじけそうになりますし、親も周りから色々と非難めいたことを言われるかと思います。
そんな時は、
好転反応であることを信じること
大丈夫、一緒に頑張ろうという声かけ
をしてあげてください。
親が不安になると子供自身が不安になり、アトピー根本原因をまた作ってしまうことにもなります。
アトピー肌の『脱保湿・脱ステ』療法をされる場合、他にも食事、運動、ストレスそして着るもの、も重要になってきます。
だからといって制限をしすぎてそれがストレスになってもいけないので、
- 中庸(ベストコンディション)を目指す!
- やめられるものをやめる
- 出来ることを取り入れる
これを念頭にゆるくやるのがいいのかな。
これから症状の半年経過の記事や、そこに行き着いた経緯、アトピーについての本、アトピー講座受講をしてわかった情報など、経験を踏まえてこれからどんどん伝えていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします!
読んでくださりありがとうございます。