自己肯定感ぐっとUP?!絵本の読み聞かせ&オススメ絵本
こんにちは、アロアロウィです。
前回EQについての記事を書きました。
その中で、自己肯定感を高めるための方法のひとつとして、絵本の読み聞かせがいいという項目がありました。
それで今回は「絵本」について書いてみたいと思います。
職業柄ついつい絵で本を選んでいましたが、子供に読み聞かせをするうちにすごく素敵な絵本が沢山あることに気づきました。
絵本で自己肯定感アップを目指そう!
絵本の読み聞かせと子供への影響の論文は本当に沢山出されています。
自己肯定感を高める、EQを高める、親子のコミュニケーション、子どもに与える安心感、そしてストーリーを読み解く力、色々な効果があります。
我が家の長女ちゃんは、なんとなくEQが低いな、と感じているので、彼女の自己肯定感をどんどん高めてあげることが私の使命だと思っています。
色々と子育ての後悔はあるのですが、絵本の読み聞かせが自己肯定感を高める、と知ってからは少し救われる思いです。
これから育児をされる方、真っ最中の方、私と同じように子育ての後悔がある方、などとにかく絵本に頼ってみましょう。すごく沢山面白いのがあり、絵本の世界は広いですよ〜!
我が家の絵本の読み聞かせ
常日頃、図書館をよく利用します。娘達には沢山本を読んでくれる子になってほしいので絵本も沢山借ります。
私自身、本が好きなこともあり、長女ちゃんが1歳になる頃から絵本を借りては寝かしつけに読み聞かせをしていました。今ではすっかり本の虫になった長女ちゃん。
小2ですが高学年向けの小説を借りてきては、3,4日ほどで読み終えるほどです。
そして年長になる次女ちゃんも絵本大好きです。図書館に行くと自分でどんどん読みたい本を持ってきます。
「寝る準備が出来て早くベッドに行けば好きな絵本を読んじゃ〜(読んであげる)」
という条件付で、絵本を読んでいます。三姉妹とも揃って聞くときはセミダブルベッドで私ははみ出し気味で読んであげます。寝かしつけも兼ねているので部屋は暗く、手元の明かりだけをつけて。
妹達のわがまま主張に負けて壁側の狭いところに長女、その横が次女、三女が私の横、とそれぞれに聴き入っています。
三女ちゃんは私の服の中に手を入れてお腹をさすります。どうでもいいですが。。
私はというと、一番端の長女ちゃんにも本が見えるように手を伸ばして、見えやすい角度に両手で支えて読むので腕プルプル。片足はベッドからはみ出している状態。
筋トレと発声練習状態。
せっかくなので絵本を読んであげる時は、役になりきって声色や口調を変えて読んでいます。
たまに誰がどの声だったかかわからなくなることもあり、テキトーにごまかすと、即、娘達からのツッコミ ヾ(・ω・o) が入ることもしばしばです。
読み間違いをしたら即、長女ちゃん指摘が入ります。
なんだかんだ、このやりとりも結構楽しくて、三人ともゲラゲラ笑ったり、話に集中して静かになったり。悪ノリしすぎてうるさくなって私に怒られることもしばしば。
「早く2階にあがって絵本をよもう」
寝る準備を促す時のこの言葉は効き目ばっちしです。
図書館で、スマートに絵本を選ぶには
我が家は基本、絵本は買うのではなく、図書館で借りています。
それでも、いただきものやお古、園から定期的に配布されているもので、なんだかんだ沢山あります。
やっぱり気に入った本は何度も手にとってリクエストしてくるんですよが、読む側も飽きてくるので、図書館に頼ります。
図書館へ行くと、静かにする、走らない、本を大事に扱う、といったマナー、本の選び方、本の利用の仕方など、子どもにとっては多くの学びがあります。
本を選ぶ時は、ゼロ歳児向け、小学生向けなど、年齢に応じた本がまとめてあるコーナーで本を手にとることもありますが、兄弟子連れだと周りに迷惑かけないように制することに気をとられて、なかなかゆっくり選ぶこと自体が困難なこともあります。
そんな時私は、好きな作家さんで選んでいます。
ちなみに福岡市総合図書館は作家さん並びではなく、タイトル並びなのでとても探しにくい。。変えてくれないかなー、。今更変えるとなると膨大な作業となるから無理だろうなー。。
その点、帰省した際に寄る、実家近くの図書館は作家さん並びなのでその点とても選びやすいです。
なので今では、読んでみたい本をamazonなどから選んで、スマホでの図書館予約です。
図書館で貸し出しカードを登録する時に、ネット予約ができるように登録しておけば、カウンターでのやりとりだけでOKなので育児中のお母さんは是非利用したほうがいいです。
絵本をとりあえず買い与えるのではなく、まずは図書館利用!そして気に入ったら購入してあげれば無駄な出費も抑えられ、子供がなんども手にとって読むようになりますしね!
おすすめの絵本作家さんとシリーズ絵本
どの作家さんを選べばいいか迷いますか?
私の独断と偏見で、オススメの作家さんと、シリーズ絵本を紹介したいと思います。メジャーなものはネットですぐに探せますので、ここではなるべくマイナーなものをオススメしますね。
林明子さん
好きな作家さんといえばまず一番なのが、林明子さんです!
絵の雰囲気といい、お話といいとにかく大好きです。私が小さい頃に読んだ本で特に印象に残っている本が林明子さんの「くろねこトミイ」。
いつの頃読んだのかは分かりませんが、とにかくよおーく覚えています。
人さらいにあった主人公の女の子をくろねこトミイが助けてくれるお話です。娘達に絵本を読むようになり、急に思い出して図書館で探して早速読み聞かせました。(作は神沢 利子さんという方のようですね。)
トミイが車を追いかけて行くシーンや、救出するシーンは緊迫感があります。その絵は鮮明に頭に焼き付いていたので、子供の自分にもどって読みました。
ほのぼのした雰囲気以外にもこんなに迫力のある絵をかけるなんて本当に尊敬です。
林明子さんの本は全て読みましたが、娘達もみな、どのお話も何度も何度もリクエストしてきますし、何度も借りました。(買わんのかい)
どの本も不思議なほど自分の子に似ているし、町の風景、家の中の細かい描写なんか、本当によく描かれているんです。
娘達は、まるで本の主人公になった気持ちになるようで、集中して聴き入ってくれます。
「はじめてのおつかい」は、そういった意味でも秀逸だと思います。ロングセラー作家なはずだよ、と絵本を見るたびにため息です。
せなけいこさん
せなけいこさんの本はやっぱりあの言葉の言い回しと、どこかお間抜けなおばけなど愛嬌たっぷりなキャラが沢山でてくるところが大きな魅力だと思います。
最後のほったらかし結末に唖然とさせられますが、それが癖になってしまいます。
「かみなりのおやこ」の最後のオチ、愛らしすぎです。また、かみなり夫婦会話の口調がいいんですよね。旦那さんに向かって普通おとっつあん、なんて呼び方しますか?よく長女8歳が真似しています。
メガネウサギシリーズは特にお腹抱えて笑っちゃいました。
あじゃらかもくれんきゅうれっつのぱ!
先日、木の葉モールでメガネウサギのぬいぐるみを見つけたので買おうか迷っています。
※現在品切れ中のようです
とよたかずひこさん
小さい子向けです。とよたかずひこさんのももんちゃんシリーズ。ももんちゃんとおばけとさぼてんさんと金魚ちゃんという不思議な組みあわせも愛らしい。
どの作も毎回子供達が一緒に声をあげて読みます。
「とうふさんがね、、」これも大好きな絵本のひとつで、たまたま遊びに来ていた小学生のいとこも「これ面白い」と自分の父親に伝えにいきました。
かこさとしさん
かこさとしさんの本は隅々までじいい、と見渡しながら読むのが楽しいです。
だるま、大黒天、天狗、天神、雷、やまんめ、仁王、などといった、下手したら取っ付き難いキャラをこんなに楽しい親しみのあるキャラに仕立て上げるところは恐れ入ります。
最近読んだ、だるまちゃんとやまんめちゃんのストーリー展開は結構驚きですよ。
山姥(やまんば)の孫がやまんめちゃんなのです。
これも欲しいもののひとつ。
長新太さん
それと長新太さんのキャベツくんシリーズ、初めはキョトンと読み聴きしていて、ページをめくるごとにきゃっきゃと笑っていました。私は最後の結末の締めの言葉が大好きです。
どいかやさん
どいかやさんの絵本は、チリとチリリがシリーズでたくさん出ていてどれも動物や自然のものがすごく綺麗に可愛らしく描かれています。
私にとって、どいかやさんの絵本は「ぱんちゃんのおさんぽ」が初めての出会いでした。
白黒なのに、あの雰囲気がだせるのはすごい。親子揃って食いつきました。ページをめくるごとに色んな動物が出てきてやりとりが可笑しい。
「ぱんやのコナコナ」は、色鮮やかでパンが出来て行く工程がよく描かれています。稲穂の美しさを可愛らしく綺麗に描かれていて素敵すぎます。
「やまねのネンネ」これは娘とくすくす笑ってしまいました。やまねの夢がもう可愛らしくて。
佐々木マキさん
佐々木マキさんのねむいねむいネズミシリーズ、これは最近何気にとって読んでみましたが、子供ウケばっちり。イラストも独特で色んな場面が出てきますがストーリー展開が、同じで、それがまた子供からしたら安心するのかな?
宮西達也さん
小児科で何気に手にとって娘に読んでいるうち、最後の方で涙声になりそうになってぐっとがまんして読んだ本です。
子供よりも私がハマった本です。「おれはティラノサウルスだ」
それ以来この恐竜シリーズは読み聞かせによく登場します。
「ふしぎな〇〇やさん」シリーズも面白い展開です。
岩井俊雄さん
100かいだてシリーズは見て楽しめます。ストーリー展開も面白いですよ。長女ちゃんが小さいころに図書館で巨大な本を借りたことがあります。
予約の時に間違って大きい本を選択していたようですが、なんだか面白いので借りて帰りました。
『あかちゃんとあそぶ絵本』え 角田昭子さん・ぶん 角田厳さん
長女ちゃんが赤ちゃんの時に購入したこのシリーズはとてもお気に入りです。
ふっくらした子どもがかわいらしく描かれています。4冊ミニ絵本で1セットになっています。かさばらないのでお出かけ用読み聞かせに、ということで購入しました。
めくって楽しめる本なのですが、破かれたら嫌なので本当にお出かけの時用です。普段は子供本棚ではなく、私自身が大切に持っています。
今は三女ちゃんが絵本をめくりたがるので、今、夜だけ出して読んでいます。
絵本のページ半分が見開きできる仕掛けになっていて、めくると、動きがあって楽しいです。下の方には、お母さんに向けての赤ちゃんとの触れ合い方が書いてあります。
4冊の中のこの『ともだちだーれ』では手で作る動物あそびの説明でした。
『なにしてる』めくってみると
お母さんむけには、下の方に抱いてあやすあそび・いろいろなあそび方が描かれています。
『あけてみたいな』をめくってみると お母さんむけには指と手のあそびが描かれていますよ。
ざざーっと思い浮かんだ作家さんをあげてみました。
また思いついたら記事にしたいと思います。
2019 1月追記〉めがねうさぎ、購入しておけばよかった、と後悔中です。ちなみにこちらのサイトでは絵本に出てくるキャラクターグッズの販売をされていますよ。念のため
寺村輝夫さんシリーズ
私自身、小学生の頃に大好きだったシリーズです。久々に図書館でみつけたので読んであげたら、2歳、6歳、8歳ともじーっと聞き入っていました。
おばけの話を寝る前に読んだら怖がるんじゃないか?と思いますが、全てめでたしめでたしの完結編であること、昔話なのでなんだか安心して聞いている様子で最後まで集中して聞き入っていますよ。