【子育ての後悔②】本当に効果があったよ!「魔法の言葉」で自己肯定感UP!
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前回の続きです。読んでいない方はこちらから読めます
この記事では、自己肯定感を高めるために出来る簡単な言葉がけ、また、褒めて伸ばす子育ての落とし穴を紹介します。
それから、EQって、ご存知ですか?私はこの講習を聴くまで知りませんでした。
娘三人を子育て中ですが、そんなこんなでこのEQを意識した子育て法をもっと早く知りたかったなーと思っています。
では講座の続きをどうぞ。
EQを育てる重要性
皆さんEQってご存知でしょうか?
EQというのは「心の知能指数」のことを言います。心の知能とは
自己や他者の感情を理解して、自分の感情をコントロールすることになります。
もう少しわかりやすく言い換えると
社会適応力
人間関係の築き方
思いやり
忍耐力
意欲
といったものです。社会に出る時にはとても重要なもので自尊感情や自己肯定感が高いとEQも高くなります。EQが高ければ、人との関係も上手くいき、さらに思いやりが生まれ、ちょっとの困難にぶつかったときも耐える力が備わっているので立ち向かうことが出来ます。
是非このEQを高めるために今からでもお母さん達が出来ることがあるんです。
EQを高める魔法の言葉
皆さんに先ほど「今でもお子さんと添い寝をされていらっしゃる方」がどれくらいいらっしゃるかお聞きしましたが、是非とも一緒に添い寝してあげる機会を増やしてください。
お子さんから「もう1人で寝る」宣言があった場合は別ですが、お子さんが自ら言い出すまでは是非添い寝をしてあげることをお勧めします。
何らかのきっかけがあって今ではもう添い寝はしていない、という方もたまにでもいいので添い寝をしてあげる機会を作ってください。
こう言うと、
欧米人は赤ちゃんの時から添い寝の習慣がないが?自立心が養われないのでは?
といった声が多々あがります。
が、欧米人と日本人は生活スタイルも性質も大きく違うんです。欧米人は日頃からハグやキスをして愛情表現を全開にします。
でも日本人はそういった愛情表現が下手ですし、突然真似出来るもんでもない。
もし今から切り替えたとして、された子も母親が今までとは違う明らかに不自然な愛情表現でキモい!とかなるのが目に見えますよね。笑
慣れない事をするよりは自然に接して、夜、添い寝をしてあげる方がいいと確信しています。
添い寝が出来ない状況であれば、やはりその分、日頃から子供を抱きしめてあげる回数を増やしてあげてください。
そしてさらにもうひとつ、EQを高めるために今からでも出来る魔法の言葉をかけてあげてください。
その言葉とは
「生まれて来てくれてありがとう」
です。この寝る直前、というのがポイントです。そして言葉は何度でもかけてあげていいです。
この言葉は、その子自身を全て受け入れるという意味になります。
お子さんびっくりするかもしれませんね。さっき宿題をしろ!と怒鳴られたのに突然一緒に寝よう、って優しく言われていつもと違う雰囲気の中、お母さんにこんなことを言われたら。
(講師の方が面白おかしく説明してくれるのでここで会場ちょっとウケる)
そこで注意してみてほしいのがその言葉をかけられた時の子供の態度です。
その言葉に対してその子が否定的なら、普段、お母さんや親、大人に褒めらる回数が少ない、怒られることが多い自己否定体験が多かった、と見られます。
また、その言葉に対して肯定的なら、逆に自己肯定感が高く、褒められて育っていると見られます。
いずれにしても、この言葉がけで十分子供の心の隙間が埋まっていく要因にもつながるので出し惜しみすることなく、どうぞ沢山伝えてください。
また、この言葉がけすることでお母さんの方の気持ちも何故か安心出来るのです。愛情は注いでも注いでも多すぎることはありません。
褒めるだけじゃダメ!逆効果になることも。。
あ、ついでに言っておくと最近はやりの褒めて育てる子育て法ですが、これも結構間違ってやっている方が多いです。
例えば条件付きの褒め言葉だけの親ごさん。
- 頑張った時
- 結果が良い時
だけ褒める場合です。また、褒める時と褒めない時の落差が大きい親の場合も問題です。
- 頑張っていない時
- 結果が悪い時
この時はものすごく叱る、といった場合ですね。結構、これをやっている方が多いんです。褒めて育てるの意味がちょっと違ってきます。
この
- 条件付きの時ばかり褒めている
- 褒める時と叱る時の差が激しい
と、逆効果になるんです。こういった”褒めて育てる方法”であると、子供は親の顔色ばかりを伺うようになり、自分の気持ちより親の気持ちを優先してしまいます。
結局EQや自己肯定が育ちにくくなってしまいます。
叱る時は叱らないと甘えた子になるんじゃないか?と思う親御さんも多いようですが、小さい頃はとにかく自己肯定感を育てるほうが重要だと思います。
思春期になってしっかり叱つべきところは叱って教える、それで十分遅くないはずです。
また、親からしたら褒め言葉でも、子供からしたら褒め言葉になっていないということもあります。
娘が年長の頃、お友達と遊ぶ機会がありました。
その時、娘が手にしたおもちゃを他の子がとっていきました。
娘は怒りもせず、他のおもちゃでまた遊んだんです。
で、その日の寝る時に褒めてあげたんです。
『今日は○○ちゃんえらかったね、お友達におもちゃとられても怒らないで譲ってあげたんだよね』って。
すると娘、
『お母さん、それってもしまたお友達におもちゃとられてもまた怒るな、ってことなんでしょ!?私は本当はそのおもちゃ、取り返したかったの!でもそれはダメなんでしょ!?』
と、私の中では思ってもいなかった返答でした。
そうか、それは娘からしたら全然褒め言葉でもなんでもないものだったんです。親の一方的な押し付けの褒め言葉であり、条件つきの褒め言葉になるんだな、と改めて子供の鋭さに気づいた時でした。
子供はずっとずっと賢いです。私自身でさえ気づかなかった”親の押し付けの褒め言葉”は簡単に見抜かれます。
それよりは無条件の褒め言葉、
生きているそのままのあなたを褒める
『生まれてきてくれてありがとう。』という言葉が重要なんです。是非この言葉を活用していってくださいね。
以上ここまでが今回の講習の内容でした。
魔法の言葉をかけてみた、三姉妹それぞれの反応は
早速夜、寝る前に娘ちゃん達三人に「生まれて来てくれてありがとう。」の声かけをしてみました。添い寝してぎゅっと抱きしめて言いました。
それぞれの反応です。
長女(8歳)→無言の後、「あのね、ゴニョゴニョ、、と悩み事(長話)をした後「おかあさーん」と抱きついてくれた。
次女(6歳)→「てへへ」と笑顔。
三女(2歳)→にこにこ笑顔の後顔を近づけて抱きついてくれた。
でした。
それ以来寝る前になるべく声かけをして、朝起こす時は「大好き」の声かけをしています。
またハグに機会もぐんと増やしました。
自己肯定感アップ!すぐに実践出来ること
それと、ネットで色々とこのEQについて調べました。そしてEQを高めるために出来る、家庭でできる8つの実践が具体的に載っていたので是非目を通されるといいと思います。
こちらを引用してまとめますと、
- 絵本の読み聞かせ
- なるべく毎日公園で遊ばせる
- 毎日1時間座学の時間を設ける
- 絵を沢山書かせる
- 正しい日本語を使うようにした
- 時間と所有物の管理を自分でさせた
- シミュレーションドラマをやった
- 『あなたはそのままで素晴らしい』と伝える
以上です。この八つ、細かい部分はさておき私は
“意外といくつか実践していたのが救いだな”
と思って読みました。
<追伸> 9/27の産経新聞記事にさらなる自己肯定感アップの方法がありました。こちらも大変参考になりますよ!写真で褒める「ほめ写」
子供の写真を部屋に飾ることで、子供は親が自分を気に留めていることに気づくことが出来るそうです。我が家は子供達が小さい頃、しょっ中壁一面に写真を貼り付けて飾っていました。
現像したら更新入れ替えで飾っていたのですが、ここ一年ほどすっかりやっていませんでした。
早速写真を現像して飾ろうと思います♪
<2018/12月追記>今では長女もだいぶ自信を取り戻したようで、いじめもなくなり明るくなりました。お友達ができたことと、本来の自分を出せるようになってきたようで学校生活が楽しいようです。
詳しくはこちらから読めます【自己肯定感といじめ①】我が子がいじめられている!どう対処する?